原付での練習内容経過などを、当時記録に残しておらず💦 今回は一気に初教習から約一ヶ月は経過して再び挑んだ、教習所での2~4時間目のお話です。
しばらく原付で練習し、自動二輪教習の「再開のめど」について考えていました。しかし、一番の敵は私!
本来、再開できるレベルというのはないというtwittwrで知り合った教習所の先生にアドバイスをいただきました。女性ということもあり、面識も無いのにとにかく突破口を見つけたくて思いの丈をぶちまけました。
先生いわく「まったく乗れなくても大丈夫。とにかく、乗って触って転びまくって慣れるというのが一番。自分の中の勇気の問題。怖くてダメだと思うのならまだなんだよ」と(私に寄り添ってくれて返信をくれた方は今でもリアルの指導員のように思っています)。
どれだけ私自身がビビッていたことに気がつきました。認めること自体が、もう怖くて仕方なかったんだと思います。
「無理だと思っても、つらくても怖くても乗る。そしたら少しづつでも乗れるようになる、乗ったら乗っただけこたえてくれるよ^^」との励まし。twitterは、会ったこともなければ、ツイートするほとんどが教習や練習でのヘタレな私。にもかかわらず、他の方からも「応援してると、頑張れ」といただきました。”好き”でつながるというのがどういうことなのかを体感しまくっていました。
よし!明日教習所へ行ってみようと決めた前日、ブーツをお手入れ♬
いよいよ、1か月ぶりの教習所。朝、けっこうな雨が降り、悩んでいましたがどうにか道も乾き、めっちゃ緊張しながら行きました。
ちなみに、自動二輪の1段階では以下の画像のような項目を学んでいきます。
迎えた2時間目。前回までのあらすじを先生に説明したところ、「とりあえず乗ってみよう」ということになりました。
原付の自主練の成果か、バランスを取って動かすことに成功!(実は私的にはかなりの感動でした。)でもまぁ、教習所側してみればそれは序の口の操作💦 今回はひたすら駐車場をまわっていました・・
どうにかギア1で発進し一周まわれるくらいにはなったものの、問題が発生。
・・・止まれない。
止める時の操作としては、クラッチを切る⇒同時にリアブレーキ(右足の方ね)・フロントブレーキ(右手の方ね)をかけていき、右足を離さずに左足を降ろして止まるのが流れ。
今はこれを書きながら思い出していくことで復習していますが、そのときは自分でもパニックになっていたのか「おちついて~、慌てないで~」を繰り返し言われていたのを思い出します(笑)。
結果、止まることができずにバイクを倒し、その瞬間にアクセルも回し
ブオ~~~ンッ!!!!!
という激しい回転音を教習所内に轟かせておりました・・
「クラッチ操作は大丈夫そうだけど、止まれないね」
またまた免許のランクダウンをオススメされたのですが、もう一回挑戦したいです!と粘りました。
懲りずに翌日、3時間目。
「連続で行かないと感覚を忘れる」という周囲の声に励まされ、この日も恐怖と闘いながら教習所へ向かいました。
また違う教官。今回も優しそうな雰囲気でまずここで安心(*ノωノ)
「今までどうだった?」という問いに「問題児です」と経緯を説明。「でも乗りたいんです」と訴えた私を諭すように「まず見てみよう」と開始。
少し復讐をし、50mほど直進で進み様子をみた先生は、すぐさまコースへ誘導。少しばかり焦りましたが、バイクを乗りたくてきてるんだと言い聞かせ開き直りモードに自分を誘導しました💦
初めてアクセルを回し、まずは1のギアでコースを回りました。途中、得意のバランスを崩し停車に失敗をしましたが、先生は頑張ってギアチェンジまでチャレンジさせてくれました。
「自分のペースでスタートしてね」と先生はスクーターで並走。走りながら「アクセルを離してクラッチ、ギアを2に入れてアクセル!」と誘導。何度か止まるときに転がりましたが💦、どうにかギアチェンジまではできました!シフトダウンもクリア!クラッチ操作のコツはなんとなく理解できました。
コースにも出れたことにも感動している私がいました。
ただ、まだ止まれません・・・
「とりあえず止まれたら強制ATは免れるかな」と言われましたが、1日1日できることが増えていっていると思うので、どうにかしたい。
止まったら止まったでそのままバランス崩して転倒というのもあるあるだそうです。
止まるときのコツは
・前を見る
・フロントブレーキを強くかけすぎない
・リアブレーキをしっかりかける(不足するから足が離れて右に倒れる)
とにかく、目線とリアブレーキ!
転んでうまくなる!と言い聞かせます。
しかし、 すねに少しえぐるほどの傷を負い、転倒のいきおいでアクセルを前回しまわりをビビらせた伝説のできの悪いコです。
そして迎えた4時間目。
これをどうにかしないと強制ATになりかねないというプレッシャー・・が伝わったのか、教習所の駐車場まで行ったにもかかわらず仕事の電話が入り、この日はキャンセルになりました。どこかホッとしたのを覚えています。
イメージトレーニングしかできないのがもどかしいのですが、それしか今は手がありません。
翌週。
4時間目を迎えました、が。この日は見事に玉砕しました・・・。
この日初めて、バイク教習は特に指導員との相性があるというのを感じました(汗)。ことあるごとにその指導員から飛んでくるのは「強制ATか小型に変更だな」「これが今のあなたの実力」、めちゃくちゃプレッシャー。
こんなことで緊張しすぎた私のチキンハートを恨みました。
途中で「よし、AT にしよう」とバイクを変えて乗りましたが、今度はなんと、足を置く位置が前になり、余計に乗りづらく感じて全然進めないという事態に。
最終的に元のMT に乗って時間を過ごしたのですが、悔しくて情けなくてたまりませんでした。
この日、次回の教習で、いよいよランクダウンへの分かれ目となったのですが、「でもどうにか頑張りたいんです!」という気持ちで本当にいっぱいでした。
その日のことも、twitterでいつも応援してくれる方々への報告としてツイートしています。バイクの免許取得前ではありますが、バイク専用のtwitterアカウントを作成。そこで、「好きで繋がる」という事を体感してきたのです。お米や食で繋がるのとはまた違う繋がり方で、みんな気軽にコメントし合い、励ましたり色々な事をメッセージで教えてくれたりするのです。
良い意味での衝撃。
そこにはただ「バイクが好き」というだけで老若男女関係なく、住む地域や職業も超えて繋がるコミュニティ。心から楽しみ、励まし合える仲間のような存在になっているのを感じましたし、たまに前のブログ記事をリンクしたりもしていたので「お米も見てますよ〜」とおっしゃってくださる方もいました。
「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない(キルケゴール)」
こんな私を置き去りにせず「同じバイク乗りとして応援しています」と、バイク乗りとして迎えてくれた事にありがとうを込めて、ただただ感謝です。だからこそ余計に諦めたくなかったし、みんなと同じように「好きなバイク」を味わいたくてたまりませんでした。
ATがバイクじゃ無い、というわけではありません。乗れないなりにも、乗りたいバイクを妥協するときっと頑張れないと思っていたのです。
ここでお願いがあります。
もしもこれを読んでくださっている方の周りに、何か苦手そうな事にチャレンジしている人がいるのであれば、(下手な慰めをかける必要はありませんが)「なんでできない?」という言葉を乗れないコには聞かないでください(笑)。なぜ乗れない(もしくはできない)かを一番悩んでいるのは当人です。「これしきで進めなかったら、この後の〇〇とか〇〇はもっと大変だよ?」なんて、言われなくても想像できます(泣)。
それぞれのやり方があるので、もちろんアドバイスもそれぞれにはなりますが、それでも”前に進む勇気”をくれているのが伝わる声かけをしてあげてください。
進む事が、大切なのですから。
余談ですが。
この記録を残していたのが2018年11月初め。ということは上のバイクの写真もその頃のものです。あとで綴っていきますが、最終的に私が行き着いたバイクがこのCB223Sで、奇遇にも同じカラー、年式のコなのです。それに気がついた時、ある意味運命を感じました。そこに行き着くまでの過程もまた、、、どたばたです(笑)。
追記:バイク教習で心折れそうになった時に、少しでも参考になればという思いで綴りました。
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自転車にも乗れない アラフォー女性が バイクの免許を取るまで【第1弾】
読んでくれたら嬉しいです。