シークワーサー、一度は絶対ジュースにしてみてほしい

簡単レシピ
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先日の仕事帰り、一緒だった少しお姉さんのスタッフが
「シークワーサーもらわない?実家の木から取ってきたばっかりのものなの」
と、ビニール袋に入ったみずみずしい少し大ぶりな、見事なシークワーサーをくださいました。

ふと、シークワーサーの木が、私の小さい頃に家の前に庭木としてあったことを思い出しました。

いろんな効果があるということで、一時期には沖縄県産のシークワーサーがすごいブームになっていました。シークワーサーの名産地は、沖縄でも長寿世界一の大宜味村として有名ですが、庭木として持っている家も少なからずまだあるようです。

沖縄に住んでいないとあまり口にする機会がないと思いますが、シークワーサーはすごく優れた健康成分を持つ果実なのです。

日本語の沖縄方言で「シー」は「酢」(=酸っぱいもの)、「クヮースン」は「食わせる」や「食べ物」の意味で、「シークヮーサー」という名称は「酸食わし」という意味。

標準和名は「ヒラミレモン(平実レモン)」で、シークヮーサーは沖縄の方言での呼び方なんです。

シークワーサーの持つ効能を少しご紹介しておきますね。

①レモンの2.2倍の天然クエン酸
クエン酸には疲労回復、新陳代謝の促進効果などがあります。
疲れが取れやすくなり、疲れにくい体づくりに役立ちます。

②天然ノビチレンの量がみかんや柚子の数倍
ポリフェノールの一種のノビチレンには抗酸化作用があります。
血液をサラサラにしたり、血圧の低下を期待できます。

③たっぷりの天然ペスペリジン
あまり聞きなれない成分かもしれませんが、こちらもポリフェノールの一種。
毛細血管の強化、血流改善効果、アレルギー効果、
コレステロール値の改善効果などがあります。

④豊富な天然ビタミンC

今回いただいたシークワーサー、刺身の予定もなかったし、お酒も飲まないし・・・と思い悩んだ結果、久しぶりにジュースにしてみることにしました。

20粒くらいのシークワーサー全てを半分にカット。
茶こしなどで種や身が入らないようこしながら絞ります。シークワーサーは小さいのでこれが少々手間。握った瞬間に元気な種と果汁が飛び散り回ること数回・・・。

絞ったシークワーサー果汁に水50ccと砂糖50gを混ぜ合わせたシロップに入れてシェイク♪ 飲み方は、水で薄めても炭酸水に入れてソーダでも美味しくいただけます。
( *分量はほぼ適当です💦 水と砂糖の分量が同じということを基準に、甘さはお好みで調整してください。)

や、、、マジで旨かった。
出来立てのシークワーサーシロップを少し味見しただけで思わず「うんまっ!」と呟いてしまったくらいには美味しかったです♡

そういえば、生のシークワーサーを絞って今回のように作ったシークワーサージュース、子どもたちは飲んだことないかも。仕事から戻ったムスメに「これ、まじ旨いから飲んでみて!」と味見をしてもらうと、同じように「うんまっ!」と呟いていました(笑)。

たまにはこういう旬の味わい方も良きですね。

そんなシークワーサー。
子どもの頃はたくさん集めてきて絞ったジュースが定番でした。あとは、揚げ物の風味づけや刺身の醤油で足したり、ゼリーしたり・・いろいろ用途がありました。

小さい白い花を咲かせるので、この花が咲くと初夏の訪れを感じ、青い実がなると、夏休みにプールへ行ってきたあとに飲んだジュースの思い出がよみがえります。

と、ここでシークワーサーを下さった方が「今、旬だからね」と言っていたのを思い出しました。とすると、私の夏の思い出は本物か・・・?と気になったので調べてみました。

シークワーサーは収穫時期によって用途が変わり、8・9月の青切り物は「酢の物用」として、10月から12月中旬までは「原液ジュース用」として、12月下旬から2月末までは黄色く熟したものが「生食用」として出荷され、出回るとありました。1年に3度も収穫時期があって、健康果実で栄養価も高いので様々な用途に用いられているのですね。

こう考えると、沖縄には昔から健康効果の高いものが当たり前にさまざまなものが庭にあったような気がします。

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