自分を見つめ直す

なな語り
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ふと、数年前に一番自分と向き合った時期のことを思い出しています。

仕事・・というか職場環境の変化に気持ちがついていけず、周りの期待とは逆に、どんどん気持ちが離れていく。同時に、その頃にバイクの免許取得を志し初めたこともあり、余計に自分の中の何かが大きく変わろうとしているのを感じた頃。

人には人生の中で、何度かターニングポイントと言える時期があると言われていますが、当時の私はまさにそのタイミング。同時に、自分と向き合い、自分を見つめ直した時期でした。

いま思うと、それは心のデトックスの時期だったのかもしれません。
心や感情のデトックスといえば、泣いたり笑ったり、とかく”出す”のが大切だそうですが、それだけではなく自分と向き合う、自分を見つめ直すというのも必要だったんだということがわかります。

自分を見つめ直す、とは、自分の内面や外面を客観的に見つめ、自分自身を理解すること。

人は一番自分のことをわかっていないとはよく聞きますが、当時の私も全くもってそんな感じでした。自分を見つめ直すという時に考えることは、

  • 自分の良いところや悪いところを理解する
  • 自分の価値観や信念を理解する
  • 自分の目標や夢を理解する
  • 自分の強みや弱みを理解する
  • 自分の感情や思考を理解する

と、だいたいこんな内容でしょうか。

当時の私は、自分の良さや何が好きなのか、何がやりたいのかすら浮かんでこなくなった、完全なる超迷子状態・・・。

「自分を見つめ直すことで、自分の強みや弱みを理解し、自分らしく生きていくためのヒントを得ることができるし、自分の目標や夢を明確にすることで、モチベーションを高め、目標達成に近づける。」と、とにかく自己啓発関係の本を読み、サイトを探し、DVDを見つけたら観るし、占いやカード(エンジェルカードなど)に興味を持ったり、今思うと自分を見つめ直しているつもりで、自分の他に答えを探していた気がします。

自分を見つめ直す方法として私自身が試していたもの。

カウンセリングも有効かもしれませんが、軽はずみにカードなどに通い始めると、まず良いようにしか解釈はしないので「私、このままでいいんだ♪」ということで見つめ直すことにはならず、結局同じところでぐるぐる悩み続けることになるのがほとんど(汗)。そう、スピリチュアル系な人ばかりと関わりまくり、「私、このままでいいんだ」という心地よさから抜け出せずにいたのが私自身です。

瞑想も私にはあまり合うものではなく、とにかく邪念が入る入るww
その邪念すら自由に解放してとかなんとか言われた気もしますが、あまり私にはヒットしませんでした。何かと「整う」とか「整える」という言葉が流行りましたが、いまいち私の中に入ってこないのはそれもあるのかもしれません。

自己分析のために日記を書く、という方法を勧められたこともありますが、三日坊主の権化のような私には続きませんでした。

自分を見つめ直すのに私自身に一番効果的だった方法。

最終的にそれは「バイクとの時間」という結果になったことは驚きでしたが、バイク教習の日々も、実際に免許を取得しバイクに乗っている時間も、私は自分の意識に一番自然に向き合うことができていました。

余計な音楽や誰かの声もなく、あるのは土やアスファルトに排気ガスやその土地の匂い、風がカラダに当たる感覚、聞こえるのは周りの自然発生する音と自分のバイクのエンジン音。
そのエンジンの感覚が手をつたい、カラダをつたい、全身に響くのがまた心地いい。何を考えるのもそれにどう反応するかも自分次第、私にとって、自分自身と真っ直ぐに向き合う最適な時間だったのです。

これを機に、何が好きで何が嫌なのかをはっきり分けていくようになりました。私自身の在り方というか、大袈裟かもしれませんが生き方の基準が変化したのです。

自分を見つめ直すことは、簡単なことではありません。でも自分自身を理解することは、これから先を、より充実した人生へシフトしていくことになると思います。

かと言って、みんながみんなバイクに興味があるわけでもないし、同じような楽しみ方をするとは言えません^^; 自分を見つめ直すための具体的な質問を6つ紹介しますね。

  1. 自分の好きなこと、嫌いなことは何ですか?
  2. 自分の得意なこと、苦手なことは何ですか?
  3. 自分の理想の自分はどんな人ですか?
  4. 自分の人生の目標は何ですか?
  5. 自分はどんな価値観を持っていると思いますか?
  6. 自分はどんな人間になりたいですか?

内容としては「え?こんなこと??」と言われそうですが、そんな単純なことすら私たちはまともに自分自身と向き合ってきていないはずです。

これらの質問を考える時間を持つことで、少なくても今よりずっと自分のことを深く理解することができるでしょう。自分を見つめ直す、自分と向き合う、ということから知ったり気づいたりする「自分」を大切にしてくださいね。

これは心(感情)のデトックス♪
カラダのデトックスももちろん大事ですが、カラダと心はつながっています。自分を見つめ直すことから、きっとそのことが腑に落ちるはずです。

ちなみに、私が今まで一番気づいて衝撃だったのは、家で1人でご飯を食べるとなると、鍋やフライパンなど調理器具からそのまま皿にも移さず食べてしまうこと。人に大切にされたいと思いながら、自分を一番おざなりにして大切に扱うことをしてこなかったのは私自身でした。・・・1人でもせめてお皿に移して食べてみようということからスタートしました。

他にも、特定の誰かに対して「話を聞いてくれない」と反応していたのですが、常に我慢を美徳としていた私自身が私の心の声をずっと否定してきてしまっていたのです。

そんな私が綴ったのがコチラ
 ↓ ↓ ↓

「私」とつきあう! 7つの処方箋

後悔しない時間の過ごし方、なんて本当はない
人はきっと、後悔しながら、反省しながら試行錯誤で人生を紡いでいる、そう感じています。
もし今、人生の歩き方に少し戸惑っているのなら、私の経験を踏まえ、気持ちを少しでも軽くできるようなお話を綴っています。

内容は、以下の7つについて。

処方箋① ネガティブな感情との付き合い方
処方箋② 一度でもやりたいと思ったことを辞めちゃうのは逃げなんじゃないか?
処方箋③ 自然の中に身をゆだねてみる
処方箋④ 思考は何も解決しない、決断だけが解決する
処方箋⑤ 「壁」の乗り越え方
処方箋⑥ 「無理に決まってるやん」の対処法
処方箋⑦ あなたの世界を発信しよう

読んでくださると嬉しく思います。
「私」を愛し「私」を生きましょう。

定期的に自分と向き合い、心のデトックスをするということができていない以前の私のようなタイプの人は、もしかすると強制的に自分と向き合うようなことが起こっているかもしれません。
もしくは、同じような悩みが定期的に起こっているかもしれません。

そんな方にこそ、自分と向き合い、自分を見つめ直す時間を持って欲しいと願っています。

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