CB223S チェーン清掃 | バイクメンテナンス初心者でも簡単なチェーン清掃の方法を解説

バイクいじり
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バイクのチェーンが錆びてしまうと、もろくなって切れてしまうことも考えられますよね。バイクのチェーンは、言わばエンジンからのパワーをホイールに伝達している重要部品。
定期的なチェーン清掃を行うことで、チェーンの持ちを良くすることができるので、簡単でも大切な内容になります。

チェーン清掃の目安は、大体500キロごと。

というわけで、CB223のチェーン清掃を行いました。センタースタンドのないバイク、CB223のしっかりとしたチェーン清掃は初めてでしたが、リフトアップを始め、数あるバイクのチェーン清掃のやり方を調べながら手持ちの〇〇で完了することができました。

今回は、CB223のチェーン清掃の方法を記事にしようと思います。

冒頭にもお伝えしたように、チェーン清掃は、CB223に限らず行える必須のバイクメンテナンス。

バイクメンテナンスは初心者の私でも簡単にできたバイクのチェーン清掃の方法を知りたい方には必見です。

CB223のチェーン清掃に必要なもの

CB223のチェーン清掃に必要なものは以下のものになります。

  • フロントブレーキロッカー
  • スイングアームリフトスタンド
  • フォーミングマルチクリーナー
  • チェーンルブ
  • ブラシ
  • ウエス(2枚)
  • (何かの時のため)パーツクリーナー

バイクのチェーン清掃に必要なものになると思いますが、もしご自身のバイクにセンタースタンドがある場合はスイングアームリフトスタンドは必要ありません。

CB223と同じようにセンタースタンドが無い場合、動画内で軽く他の方法もお伝えしていますが、スイングアームリフトスタンドのようなものがあった方が、より手軽に行えます。

ちなみに、今回私の使用したフロンフォウレーキロッカーはデイトナ、スイングアームリフトスタンドはユニットになります。

デイトナ バイク用 フロントブレーキロック

▼ UNIT(ユニット) スイングアームリフトスタンド

スイングアームリフトスタンドの耐荷重は250kgなので、ある程度のバイクはカバーできるかと思います。

CB223のチェーン清掃に使用したケミカルは、ワコーズで揃えています。

チェーン清掃用に揃えたものだけでなく、フォーミングクリーナーは通常の水無し洗車やヘルメットの汚れなど普段使いできる多様性のあるものです。

ワコーズのケミカルはいくつかの用途使いのできる多様性があり、比較的安心した品質だと思うので、GNの時から使用しています。

CB223 チェーン清掃の方法

CB223のチェーン清掃の方法は、以下6つの流れになります。

  1. ケミカルをチェーンに吹き付ける
  2. ブラシでこする
  3. 汚れを拭き取る(水で流す)
  4. (水で流した場合はここで水気を拭き取る)
  5. チェーンルブを吹き付ける
  6. 1日乾かす

というものが、大まかな流れですが上記はチェーン清掃の方法の流れ。

フロントブレーキロッカーなどの出番を含めてここからCB223のチェーン清掃の方法を紹介していきたいと思います。画像付きで詳しく解説していきますね。

前段階の準備と併せて上記6つの手順を解説した内容の最後に動画もありますので、そちらも合わせてご参考ください。

では、まずはチェーン清掃に入る時の前段階の方からお伝えしてまいります。

① ハンドルロックをかける

② フロントブレーキロッカーをかける

フロントブレーキロッカーは傾斜した場所や整備など、ブレーキを抑えていたい時に使います。メンテナンス中のロックはリアスタンドを使った整備中にブレーキをロックすることで、バイクの転倒を防ぐことができます。

フロントブレーキロッカーはブレーキレバーを握って引っ掛けるだけなので簡単です。

③ スイングアームリフトスタンドをかける

スイングアームリフトスタンドは、使用後折りたたんでコンパクトに収納できるタイプ。

サイドスタンドとこれを併用することで、リアホイールを浮かせることができる簡易スタンド。

ホイール清掃やチェーン注油など、簡単なメンテナンスに使います。耐荷重は250kg、無段階で高さ調整が可能です。使い方も比較的簡単で、レバーを押し下げて固定します。

④ チェーン清掃時に目印となるチェーンの接合部を見つけておく

以上で前段階は終了です。では、ここからはいよいよチェーン清掃の手順を説明していきますね。

手順その① チェーンクリーナーを吹きかける

ワコーズのチェーンクリーナーは、非乾燥性のクリーナー。揮発性が低いので、ゴムや塗装面への刺激が少なく防錆剤も含まれています。

カラカラなる商品は「振る」ようにしましょう。これは中身が分離しているもので振ることで全体を混ぜ合わせる意味になります。

そしてチェーン全体にチェーンクリーナーを軽く拭きつけます。

タイヤを手で回しながら軽く拭きつけながらを、チェーンの接合部を目印に一周くらいで大丈夫です。

手順その② ブラシで磨く

チェーンクリーナーを吹きかけた後、ブラシが付属で付いているので、それでチェーンを磨いていきます。

しばらく磨くと黒く何か浮き出てきます(笑)。これはクリーナーで溶け出したチェーンのオイルや汚れ・・浮き出たその汚れをウエスで拭き取っていきます。

軽くウエスなどで拭いていきます

この箇所では「水・ウエス・パーツクリーナーなどで洗ってください」などとあるのが多いのですが、私は次に洗車でもよく使用するフォーミングマルチクリーナーを吹きかけていきます。

手順その③ フォーミングマルチクリーナーを吹きかける

ワコーズのフォーミングマルチクリーナーは弱アルカリ水溶性。ノンシリコンタイプの泡状で水無し簡単洗浄剤。スプレー後は水洗いすることなく拭き上げるだけ。

泡状なのでブラシが届かない場所も泡の力で洗浄できます。バイク洗車やチェーン清掃だけでなく、フレームやヘルメット、シューズなどにも使えるという優れもの♪

こちらも吹きかけながらタイヤを回し、チェーンを動かしていきます。

一周回ったら、こちらも拭き取っていきましょう。チェーンクリーナーの後でも「こんなにまだ汚れが出るんだ」と思えるくらい汚れが落ちます。

手順④は、手順③で水で流した場合はここで水気を拭き取るという内容になります。私は水洗い無しのフォーミングマルチクリーナーを使用したので、こちらは省き手順⑤に移ります。

手順その⑤ チェーンルブを吹きかけていく

ワコーズのチェーンルブはフット樹脂配合。潤滑性・耐摩耗性・浸透性・付着性に優れ、長期間潤滑効果を発揮します。

チェーンルブは、シール(チェーンシール)の保護のために注すオイルです。こちらも缶をよく振りましょう。

水分を追い出す水置換性なので、錆びの防止、洗車後や雨天走行後の注油にも適しています。

水置換性とは湿ったチェーンでもちゃんとオイルが浸透してくれるというやつ。なので、チェーン洗浄後に完全に乾かさなくてもしっかり効き目を発揮してくれるんです。

クリーナーなどで湿った状態を完全に乾かすという手間が省けるのは楽だし時間短縮にもなります。水洗い派の方にもオススメですね╰(*´︶`*)╯

内プレートとローラーの間、プレート表面を意識して注油していきます。こちらは一周回ったら10分くらい浸透させるために時間をおきましょう。

10分ほど経過したら、余分なチェーンルブをウエスで軽く拭き取っていきましょう。埃や砂をつけやすくなるのを防ぐためです。

手順その⑥ 乾かす

拭き終えたらすぐに乗りたいところですが、オイルが定着するまで乗らずに乾かせるのが理想です。
乾かせてあげないと、せっかく注油したオイルが飛び散り、意味がなくなってしまうという悲しいことに。

半日、余裕があれば1日くらい待ちましょう。

以上、CB223のオイル交換手順でした。

今回の記事は動画でも撮影しています。相変わらずのグダグダ感もありますが、よかったらご参考ください。

まとめ

今回は、CB223のバイクメンテナンスの1つ、チェーン清掃のやり方を記事にしましたが、いかがでしたか。

一般的なバイクチェーンの寿命は3年くらいだそうですが、清掃を怠った場合、もちろんのことチェーンの寿命は短くなります。

チェーンは水たまりなどで他に比べて濡れることが多い箇所。定期的に清掃をしていかないと意外にも早い段階で錆びてしまいます。見た目も良くないし、ましては錆びてもろくなると破損につながることもあるかもしれません。

安全に走るのはもちろんですが、バイクは定期的に洗車や今回のような簡単なメンテナンスなどで見つめてあげましょう。

チェーン清掃は私のようなバイクメンテナンス初心者でも簡単にできました。

磨いて綺麗になったバイクのチェーンは気持ちいいものです。今後もしっかりメンテナンス知識を深めていけるよう頑張ります。

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