バイクのプラグ交換、とはよく聞きますし耳にしますが、プラグの呼び名が変わると別物だと思ってしまっていたバイクメンテナンス初心者あるある(笑)。
プラグ交換のプラグとは、スパークプラグ、点火プラグとも呼ばれるもので、バイクのエンジンにとって欠かせない役割を持つ点火装置の役割を持つ大切な部分だということが分かりました。
CB223Sを購入して1年は経過したのですが、購入時にプラグ交換をされていたのか確認していなかったのが気になったこともあり、今回はプラグ交換をしていこうと思います。
プラグはエンジンの気筒ごとについていることがほとんどということなので、基本的には1気筒あたり1本。CB223は単気筒なのでもちろん1本。
この記事では
- プラグが劣化するとどうなるのか
- プラグの交換目安
- プラグ交換に準備するもの
- 交換の作業手順
についてお話ししていきますね。
プラグの状態が悪くなるとどうなるのか
バイクのプラグ交換を考えた時、同時に「プラグが劣化して状態が悪くなるとどうなるのだろう?」と思いますよね。もしかすると・・・私だけかもしれませんが(汗)、一応調べたので書いておきます。
プラグの状態が悪くなると、エンジンの始動が悪くなるだけでなく、場合によっては運転中に突然エンジンが止まってしまうなどの予期せぬトラブルに発展してしまう可能性があるとのこと。
バイクのメンテナンスというのはそのような危険を事前に防ぐためにも行うものなので、やはりプラグも定期的に点検をしてみた方が良さそうです。
プラグが劣化すると起こる症状として調べていて、他によく見かけたのは
- 燃費や加速、エンジンのかかり具合が悪くなる
- アイドリングが不安定になる
- 排気ガスに影響が出て、まれにエンジンがかからない
などの不具合が出ることもあるようなので、そのままの状態で走行していたら・・と考えると不安を感じます(・・;)
スパークプラグが劣化することにより起こりやすい症状としては、下記のような症状が挙げられます。 電極消耗→エンジンのかかりが悪くなり、走行トラブルの可能性が高まる。 くすぶり(カーボン付着による放電)→エンジンのフケが悪くなる。 燃えかすの過熱による異常燃焼(プレイグニッション)→プラグの電極が溶け、本来の働きが不可能。
〜バイク プラグ 悪くなるとどうなる?〜
プラグの交換時期
プラグの劣化によっての予期せぬトラブルを避けるためにも、オイル交換などと同じように定期的に交換するのが良いですね。
バイクのオイル交換は走行距離3,000km、または4ヶ月程度が良いとされていますが、プラグの交換時期はどれくらいが目安なのかを調べてみると、一般的には3,000km~5,000kmの走行で1度交換を行うのが望ましいと言われています。
プラグの種類によっても寿命に若干の違いがあるので、使うプラグによって確認した方が良いですね。
プラグ交換時に準備するもの
では、いよいよプラグ交換。
プラグ交換を行う際に準備するものは以下になります。
- 車載工具
- 交換用の新しいプラグ
以上。
トルクレンチなども使用する方もいましたが、今回車載工具のみで行なってみることにしました。

選んだプラグはNGKイリジウムIXプラグ【4274】DPR8EIX-9 スパークプラグ。口コミでもエンジンの始動性が良くなった、走りも元気になったと実感できると高評価。

通常のプラグに比べ、イリジウムプラグは
- 長寿命
- メンテナンスフリー
- 低燃費
- 加速性アップ
- アイドリングの安定
などのメリットがあるようです。他にも通常のプラグよりもカーボンが付きにくいなど、ライダーが選ぶ人気の製品とあらば!少々お値段が高くても選び価値はありそう。

プラグ交換の方法
プラグ交換の方法は、手順としてはすごくシンプル。
- プラグの場所を確認
- プラグキャップを外す
- プラグを交換する
以上(すごくシンプル・・)。
手順その① プラグの場所を確認
プラグの場所を確認します。
CB223Sなどのタイプのバイクは、見える位置にあるので把握しやすいです。
キャップ周辺にゴミや砂、小石などが燃焼室に入るとシリンダーが傷ついてしまうので、確認し綺麗にしておきましょう。
手順その② プラグキャップを外す
まず、プラグキャップを引き抜きます(やや抜けづらいので、少し力をいれて上に引っぱると外れます)。

車載工具にある以下のもので外していきます。

筒の大きい六角形の方をプラグの六角形にかぶせ、メガネレンチを重ねて回していきます。

(工具である程度回した後は手で回した方が早かった)

元々ついていたプラグが外れました。

右が新しいプラグで左が元々ついていた方のプラグ(やっぱりノーマルプラグでした)。
若干色が変わっていますが、カブっていたりの様子はないので安心したと同時に交換を見送ろうかとも思いましたが・・せっかくなので交換します。

手順その③ プラグを交換する
取り外した時と逆の手順で付けていきましょう。
新しいプラグを穴に入れ、手で回るところまで回し入れます。
いきなりレンチで締めてしまうとプラグがずれたまま締めてネジ山を壊してしまうこともあるので・・・少し気をつけましょう。2,3回転するようならちゃんと噛み合っています。
ちなみにこの時、メーカーいわくグリースなどは塗らないで大丈夫だそうです。

プラグを外した時の工具を使ってまた締めていくのですが

この時の注意事項が1つ!「締め込み量」というものが決まっています。
新しいプラグの箱に、締め付け回転数が書かれているので見ておきましょう。

↓これが箱に記載されている回転角。
CB223SはM12なので1/2という意味で、ネジを2分の1回転(半回転)だけ締めるという意味になります。

後はキャップを差し込んで終了!
上からギュっと、またやや強めに押し込むと バチッとはまります。 後は簡単に抜けないかチェックしておきましょう。


じゃんっ!!

最後に。
ちゃんとエンジンがかかるか、調子はどうかを確認。エンジンのかかり具合も問題ありませんでした♪

まとめ
今回はCB223のバイクメンテナンスの1つ、プラグ交換の方法を記事にしましたが、いかがでしたか。
プラグ交換自体はすごく簡単なので、気軽に自分でできる箇所だと感じました。
ただ、サイトによってはプラグの交換時にゴミが入ってしまったり、適正なトルクや締め付け回転角を把握しきちんと締め付けることができないことでのトラブルが考えられるデリケートな箇所でもあるので、できるだけショップでの交換をオススメします、という意見も見ました。なので
判断はご自身でお願いしますm(_ _)m
ななchannelでは、今回自分でプラグ交換を行っているので、引き続きバイクの状態含め、様子を見ていきますね。
動画内では、CB223S購入時についていた車載工具にも触れています。

▼ CB223Sのプラグ交換をした際の動画も、こちらにも置いていきますね。