バイクのチェーンが錆びてしまうと、最悪の場合切れてしまう恐れがあります。チェーンはエンジンの力を後輪に伝える大事なパーツ。だからこそ、定期的な清掃と注油が必要です。
チェーン清掃の目安は約500kmごと。今回は、CB223で初めて本格的なチェーン清掃を行ったので、手順や使用したアイテムをまとめてみました。
チェーン清掃はバイクに必須のメンテナンス
CB223に限らず、チェーンの手入れはすべてのチェーン駆動バイクに必要なメンテナンスです。私自身バイク整備初心者ですが、やってみると意外と簡単で達成感もありました。これからチェーン清掃を始めたい方の参考になれば嬉しいです。
用意するもの|CB223のチェーン清掃に必要な道具

- フロントブレーキロック(私が使ったのはデイトナ製)
- スイングアームリフトスタンド(ユニット製・耐荷重250kg)
- チェーンクリーナー(ワコーズ)
- チェーンルブ(ワコーズ)
- フォーミングマルチクリーナー(ワコーズ)
- チェーンブラシ
- ウエス 2枚
- パーツクリーナー(予備として)
※センタースタンド付きのバイクなら、スイングアームリフトスタンドは不要です。
CB223チェーン清掃の流れ
【事前準備】
- ハンドルロックをかける
- フロントブレーキロックを装着
整備中の転倒防止に有効です。 - スイングアームリフトスタンドでリアを浮かせる
タイヤが空転するようにセットします。 - チェーンの接合部を見つけておく
一周の目印になります。
【清掃手順】
① チェーンクリーナーを吹き付ける
ワコーズのチェーンクリーナーをチェーン全体にまんべんなくスプレーします。揮発性が低く、防錆剤入りなので安心です。
② ブラシでこする
専用ブラシでチェーンを磨いていくと、黒い汚れが浮き出てきます。出てきた汚れはウエスで拭き取りましょう。
③ フォーミングマルチクリーナーで仕上げ洗浄
泡状のスプレーで、届きにくい部分もきれいに。水洗い不要なので手軽です。もう一度ウエスで拭き取りましょう。
※水で流した場合は、ここで水分をしっかり拭き取っておきます。
④ チェーンルブを吹きかける
プレートの表面や内側にしっかり注油します。10分ほど置いてから、余分なルブをウエスで拭き取ります。
⑤ 乾燥させる
すぐに走り出したくなりますが、できれば半日~1日乾かしましょう。オイルの定着をよくするためです。
まとめ
バイクのチェーンは、雨や水たまりで濡れやすく、放っておくとすぐに錆びてしまいます。定期的な清掃と注油で、チェーンの寿命はぐっと伸びます。
初心者の私でも、道具を揃えれば簡単にできました。磨いたあとのチェーンは見た目も気持ちもスッキリ。今後もメンテナンスの知識を深めていきたいと思います。
CB223に乗っている方はもちろん、チェーンメンテナンスに挑戦したい全てのライダーの参考になれば嬉しいです。
クのチェーンは気持ちいいものです。今後もしっかりメンテナンス知識を深めていけるよう頑張ります。