今回は、愛車のホンダCB223のウインカースイッチを清掃したときの記録をご紹介します。
ここ最近、ウインカーの反応がどうも鈍くなってきたと感じていました。スイッチを押しても「カチッ」とした感触が弱くなり、反応も遅れ気味。
「これはもしや接点の汚れかも?」と思い、バイクの安全のためにも思い切って分解・清掃を行いました。
ウインカーは、走行中の意思表示に欠かせない大切な機能。
反応が悪いまま乗り続けるのは危険ですし、何より気持ちよく走るためには、操作系のコンディションが良いことが重要ですよね。
使用したケミカル類

今回のウインカースイッチ清掃で使用したのは、以下の3つのケミカルです。
- ✅ ワコーズ パーツクリーナー(速乾性)
- ✅ ワコーズ マルチクリーナー
- ✅ キタコ 接点グリス
ワコーズのケミカルは信頼性が高く、バイクメンテナンスに慣れていない方でも安心して使える印象です。
接点グリスは、信号の伝達をスムーズにしつつ、サビや摩耗も防いでくれる優れもの。
この3点セットがあれば、ウインカースイッチの清掃には十分対応できると思います。
CB223S ウインカースイッチの清掃手順
以下、私が実際に行った、CB223S ウインカースイッチの清掃手順をご紹介します。基本的な工具と落ち着いた作業スペースがあれば、誰でもチャレンジ可能です。
① ウインカースイッチを分解
まずは、ハンドル左側のスイッチボックスを慎重に開けます。
CB223のスイッチは2本のビスで固定されているので、プラスドライバーで外していきます。
スイッチボックスを開けると、中にウインカースイッチの可動部や接点が見えます。この部分の汚れを清掃していきます。
② パーツクリーナーで汚れを除去
ウインカースイッチの中のパーツや接点部分に、ワコーズの速乾性パーツクリーナーを吹きかけ、汚れや古いグリスを除去します。黒ずんだ油汚れやホコリが意外と多く、これが反応の悪化の原因だったようです。
続いて、マルチクリーナーで細かな部分にも吹きかけ、メンテナンスペーパーで拭きます。
こちらは中性タイプで樹脂にもやさしいので、プラスチックパーツにも安心して使用できました。
③ 接点グリスを塗布
清掃後、キタコの接点グリスをごく少量、接点部に塗布します。
塗りすぎると逆にスイッチの動作を鈍らせることがあるため、綿棒などを使って薄く、均等に伸ばすのがポイントです。
④ 組み立てて動作確認
分解した逆の手順でスイッチボックスを組み立てた後、ウインカーの動作を確認しました。
すると、カチッという感触がしっかり戻り、スムーズな反応に改善!
左右ともタイムラグがなく点滅し、明らかに操作性が良くなっているのを実感できました。
作業後の感想と注意点
今回の清掃で、ウインカースイッチの反応が見違えるように良くなりました。
普段あまり意識しない部分ですが、こうした「小さなストレス」を放っておくと、安全面でも精神的にも影響が出ます。
CB223のようにシンプルな構造のバイクは、自分で手を入れやすいのが魅力です。
ウインカーの反応が鈍くなってきたと感じている方は、ぜひ今回の方法を参考にしてみてください。
ただし、分解作業には細心の注意を!
小さなバネやパーツが飛び出す可能性もあるので、下に白い布やトレイを敷いて作業すると安心です。
最後に
今回の作業を通じて、「自分のバイクは自分で守る」ことの楽しさと大切さを改めて感じました。
CB223は軽快で扱いやすいバイクだからこそ、ちょっとした整備を自分でやってあげると、より愛着も湧いてきます。
もし、同じようにウインカーの調子が気になっている方がいたら、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
以下では、今回の内容を動画にしています。
よければご覧ください(*´꒳`*)