生き方ってお金の使い方そのもの
「生き方ってお金の使い方そのもの」
今、多彩な働き方があり、それをとりあげていたTV番組のコーナーで池上彰の書籍を紹介していた時に、心に残った言葉でした。
心が壊れそうになるまで必死こいて働いても、誰も代わりになんてなれないし、元に戻るかっていると意外にも後遺症が続くことがある(実際続きましたし)。
そうなる前に一度その場を離れること。
逃げて落ち着いてから対策を考えればよろしい♪
不安に駆られた頭と心では、その時にまともな対策なんてまず出てこない。
過去を振り返るのは、時々は悪くない。
自分が歩んできた道のり、乗り越えてきた壁を思い出し、「もしかすると今、目の前にある壁も乗り越えられるんじゃないか」という励みになるはず。
将来も踏まえて、どう稼ぎどう使うか。
それが自分に合う働き方でもあるし、生き方につながる働き方そのもの。
結局は生き方そのものはお金に関わってくるんです。生き方を考える時に “そういう生き方を実現するために”、どれだけ経済的な基盤が必要なのか?そこでお金について考える構図になるから。
あなたを幸せにするお金の使い方には、どんなものがありますか?
あなたを幸せにするお金の使い方には、どんなものがありますか?
池上彰のお金の授業なるもの(すみません。。うろ覚えですがそんな内容でした)で、子供たちに問うたことで、その答えは大人である私たちの考え方とさほど変わらないのに笑いました。
例えば
・私は英語が好きなので英語の参考書を買ったりとか、自分の好きな食べ物や文房具、コスメに使うことが好き
・経験が大切だと思っていて、旅行に行って世界文化遺産や地方をめぐって新たな知識を増やす
あなたはどちら派ですか?
ちなみに私は後者派です。
どう働いてお金を得るのか?得たお金をどう使うのか?
年収と好き、どちらを選ぶかか?という問いがありました。これも分かれると思うもので
Aさん
・年収300万
・仕事大好き(楽しい)
Bさん
・年収500万
・仕事はつまらない
どちらが正解かは正直わかりませんが、この答えがきっとあなたの指針です。
以前Bさんの時代を過ごした私が今選ぶのはAさんです。
お金と生き方の教室、試し読みも可能でした。
なぜ僕らは働くのか-君が幸せになるために考えてほしい大切なこと、こちらも試し読みが可能です。
これからの「働き方」とは
たまたまこのような番組をみたタイミングで、前職の違う部署の子が退職したということで会う機会がありました。
これからの働き方が変化してきているのを感じてはいましたが、今回のきっかけで改めて考え、文字にしているんだと思います。
その子は他県から来た子で覇気があり、後輩にも慕われる、いわゆる男気のある子でした。
ただ、イエスマンの欲しい(イエスマンしか囲われない)社長には嫌われる私に似たタイプの性格で、最終的には自尊心を貫いて退職したようです。
体もあちこち痛めて、幸い心が壊れる前で良かったとしか言えなかったのですが、その子はしばらく社員として別会社への就職が決まっていたようですが、一週間ほど過ごしてみて感じたのが
「これって意味ある?前と同じじゃん?」
そこから
「もしかして社員として縛られない働き方で良いのでは」
と思い始め、全国各地を渡り歩けるような派遣会社に登録したと話していました。
今までの生き方、考え方の自分自身に少し戸惑いがあるらしく、今の考え方を肯定してくれるような人に会いに行っている話をしていましたが、私は全押ししました(笑)。
ただ、そういう生き方や働き方は、今までの肩書きやスキルなどはほぼ無意味になります。
「今、目の前にいるあなた」が新しい職場で”新人”として入っていくのです。
スキルはそのうち発揮できるタイミングがあると思いますが、肩書きにしがみついているうちは新しい生き方や新しい視点は持つことができないでしょう。
社員=安定という図式があり、公務員と同じようにそれを「正しい就職の形」と考える人はまだ多くいます。が、そうでない形を選ぶ人も増えてきた、ちょうど今その端境期なんだと思います。
どちらが正しいか?
それは、選んだその道を正解にしていく、が正しい答えなんじゃないかな。