ずっと・・・気にはなっていたんです。
旅に出る少し前、痛みがあるレベルではなかったのですが「なんとなく気になるな」くらいには。
その時に行っていれば
治療も簡単だし費用もそうかからず、
痛くなる前に治せていた。
わかっているのに”めんどくさいな”が先に来て
結局痛くなり始めてからいくのが
歯医者。
今回2日ほど痛み止めを飲んで誤魔化していたのですが
やっぱり気のせいではなかったようで
ようやく行きつけの歯医者へ電話を入れましたが
予約が取れたのは翌日。
少し強めの痛み止めをネットで検索し購入し
どうにかやり過ごそうと決めました。
仕事を終え、数年ぶりの歯医者は緊張MAX(汗)。
平成を装って席につく。
症状や痛みのある箇所、いつ頃からなど話をし
レントゲンを取り、治療の流れを聞きました。
少し大きめの虫歯が隠れた部分にあったということ。
で
削ってみてダメそうなら神経取りましょうということで
麻酔を打ってもらいました。
5分ほど待ちましたが、一向に効いている様子がない?
「痺れる感じはありますか?」との問いに、思わず
「どんな感じですか?」と聞き返してしまったほど。
触ってみても触っている感覚がない感じと返って来ましたが
どうもやはり効いていない。
ということで2本目。
それでも微妙な感じの私に
「半分だけ効く麻酔しますね〜」と先生。
半分、とは多分、最初の局所麻酔より広範囲、口の片側半分ほどに効くような少し強めの麻酔だと思われる。
さらに10分ほど経ち、ようやく「なんとなくそれっぽい感じです」と申告することで治療再開。
が
痛い・・・そう訴える私に先生は少し治療方針を変えたようでした。
「1週間ほど様子見て、大丈夫そうなら上からセメントしましょうね」と説明を受けたのは、3回目の麻酔を打って20分は経っていた頃。
なんと・・・その頃に「これだ!」と思える感覚がじわじわ来ていた。
「なんか、今感覚なくなりました」と言う私に、先ほどの説明をしていた看護師さんも一瞬先生の方を見て困惑した表情を見せたが、今更である(笑)。
どうも麻酔が効きづらいのか、とも思ったが
後から考えるとその前に飲んでいた痛み止めのせいではなかろうか。
歯医者は早く行くに限ります。
麻酔って言っても、麻酔を打つ時だって痛いもんね。
にしても
どの歯が痛いか必ず効かれますが、、言い当てるのは難しくないですか?
前歯ならどの歯がおかしいかあまり間違えることなく言い当てても、奥歯に行くほど正解率は低くなります。歯を刺激して、どの歯を触れたかを回答する実験を行ったところ、3~5本の範囲内の歯を回答して、とくに1歯前方の歯と間違えやすく、第二大臼歯(前から7本目の歯)ではその手前の第一大臼歯と勘違いする人のほうが正解者より多くなるという結果があります。
ときとして、上下の歯痛の区別さえできなくなります。下の奥歯にむし歯があって痛みの原因となっていても、上の奥歯が痛いと錯覚を起こすこと、またその逆も珍しくありません。上の歯の痛みは顔面の知覚、運動をつかさどる脳神経である三叉神経の2番目の枝、下の歯の痛みは三叉神経の3番目の枝によってそれぞれ伝えられます。同じ神経から伝達される信号を脳自身が正確に判別できなくなっているからです。私たちがどの歯が痛いか言い当てるのは難しいのは当然です。
そのようなことから、トラブルを起こしている歯を的確に診断するためには、上下の歯を同時に見ることのできる口全体のレントゲン写真を撮る必要があります。
だそうです、めちゃくちゃ納得しました。