先日、テレビで「外国人がガチで投票 都道府県総選挙」という番組があり、何気に観ていました。まぁ、「沖縄出るかな」という興味本位でしたが、京都を抑え2位という結果に驚きました。
観ている間感じていたのは、外国人観光客に人気な他県と比べて「沖縄の文化よりレジャーが人気なのかな」ということでした。
自然の景色や歴史的な文化を見たいというのが他県に多い共通点。
対して沖縄、もちろんダイビングなどでも人気な海もあるのですが
取り挙げられていたのは、亜熱帯の植物の植物園や本島中部にある漁港内食堂の海産物。
沖縄は4種類のマグロが年間を通して獲れることで、コチラの漁港ではマグロが大漁の時はなんとマグロがおかわり自由になることも人気なようです。
余談ですが・・・実は私は小さい頃にしかその漁港に行った記憶がなく、今のお気に入りは糸満市にある『道の駅いとまん』。道の駅内にはファーマーズマーケット、物産センター、お魚センターなどがあり、そこのお魚センターが好きです。
寿司や魚汁、購入用の刺身や丸ごとの魚ももちろんですが、刺身が面白い♪
並べられている刺身が貝を皿にしたものに乗っていて、自由に組み合わせて食べることもできるし、酢飯も販売しているのでオリジナルで海鮮丼も作れちゃいます。
話が逸れていくので戻します(笑)。
私自身が今回、約一ヶ月のバイク旅をしてずっと頭を巡っていた「沖縄の良さって何だろう」というものがさらに浮き彫りになる感覚があり、少し調べてみました。
2019年の沖縄県の訪日外国人客数は1935866人で、全国10位。
九州地方の沖縄県は、日本有数のリゾート地として、近隣の台湾や韓国からの訪日旅行者が多く訪れます。
確かに、ハワイと同様にリゾート婚が外国人に人気らしく、リーガル婚なるサービスが一種のステイタスにもなるほどのようでした。
そして、数年前までは中国人観光客が多いと聞いていましたが、2019年あたりから、台湾がトップを占める流れが変わってきているようです。
訪日リピーターの多い台湾、香港、そしてタイの間では、国際通り、首里城、沖縄美ら海水族館、殘波岬、琉球村、万座毛、AMERICA VILLAGE、宮古島、石垣島などが人気の観光スポット。
そして変化してきているのが、コロナ禍を経て、沖縄を訪れる外国人客の旅行ニーズが団体旅行よりも少人数で宿泊できる高級コテージや野外での活動など、個人旅行の方が注目を集めているそうです。
台湾発沖縄行きの片道運賃はコロナ前と比べ約1.5倍に上がり、それでも沖縄への観光需要は減るどころか増え、皿に円安から、少人数で泊まれるコテージも注目が集まり、宿泊代金が1泊1人5万円の高級コテージなどで過ごす海外客もいるというのを見ると、北部や自然豊かな観光地には、ほぼと言って良いほどグランピング施設もどんどんオープンしてきています。
もうすぐ10年ほど前の話になりますが、子どもたちが2人ともリゾート観光科なるものに通い、ハワイ研修なども踏まえて「ハワイのような観光立県を目指す」というようなことを話していたのを思い出しました。
他県と異なる歴史を歩んできた沖縄。
世界中に渡った「うちなーんちゅ」。
沖縄らしさって、何だろう。
沖縄の観光に興味があるわけではありませんが、他から訪れる観光客が何に魅力を感じているかから、私が見えていない沖縄らしさがあるのかもしれません。
それは表面的にあるスポットなどではなく、気持ちから出てくるものに答えがあると思っています。
いつかわかるかな・・・