CB223で沖縄三大饅頭めぐりツーリング 老舗の味を食べ比べ

cb223で行く、沖縄三大まんじゅう バイクさんぽ
スポンサード リンク

バイクと甘いものが好きな方、必見です!

今回は、私の愛車・CB223で那覇周辺をツーリングしながら、沖縄の「三大まんじゅう」と呼ばれるお店を巡ってきました。
観光ガイドブックにはあまり載っていない、地元で長く愛されてきた老舗のおまんじゅう屋さんたち。
バイク旅の道中で立ち寄れる、ちょっと甘くて、どこか懐かしい味との出会いをご紹介します。

最初の目的地:天妃前(てんぴめー)

那覇市久米にある「天妃前」は、創業100年近い歴史をもつ老舗のお饅頭屋さん。
「天妃前(てんぴめー)」は「ペーちん屋」との愛称でも親しまれてきましたが、2025年3月、惜しまれながらも閉業してしまいました。

このまんじゅうの由来は、戦前、久米村(現在の那覇市久米)に、航海安全を祈願する天妃宮というお宮がありました。その天妃宮の前で売られていたことから「天妃前まんじゅう」という名前ができたということでした。

はったい粉(麦を炒って挽いた粉)でできた餡子を小麦粉の薄い皮で包んだ懐かしい味のおまんじゅうです。
茶があれば無限に食べられそう…!

※ 2025年3月 閉業
店 名:
天妃前(てんぴめー)「ペーちん屋」
所在地:沖縄県那覇市泉崎2丁目10-14
時 間:9時〜14時
定休日:日曜日・祝日
電話番号:098-832-0912

次に向かったのは:のまんじゅう(饒まんじゅう)

ぎぼまんじゅう,のーまんじゅう
ぎぼまんじゅう,のーまんじゅう

もともとは、那覇市首里の盛光寺で売られていた饅頭で、上面に紅で、ひらがなの「の」の字が書かれているため、通称「のーまんじゅう」で知られています。長い歴史を持つ老舗で、地域の方から根強く支持されているようです。

小豆あんがたっぷり入った中華饅頭に似た饅頭。
注文すると、その場でのの字を書き、サンニンの葉で包んでくれます。

また、“の”の字はのしの意味。
昔からこのまんじゅう一種類で“の”を書けばお祝い用、何も書かないものは法事用、とオールラウンドな用途に使っていたそうです。
お祝いでも何祝い用というのが特に決まってないので、結婚式や新築祝い、進学祝い、出産祝い、入退院祝い、どんなことにも使えるからとひいきにしてもらっている方も多いそうですよ。

このサイズ感は、おやつというより「お昼にこれ一つで済ませたい」くらいの満足感があります。

店 名:ぎぼまんじゅう(のーまんじゅう)
所在地:沖縄県那覇市首里久場川町2丁目109-1-B
時 間:9時 〜 17時
定休日:日曜日
電話番号:098-884-1764

最後はちょっと足をのばして:山城まんじゅう(那覇市)

山城まんじゅう(那覇市)
CB223Sと行く 山城まんじゅう

120年の伝統の味「山城(やまぐすく)まんじゅう」。
山城饅頭は首里城近くの龍譚池近くにあるお饅頭の老舗で、月桃の葉で包んだおまんじゅう。
 
小豆を長時間煮込み、砂糖と水飴を加えて出来た餡を小麦粉で作った皮で包んで、と、手間隙かかったおまんじゅうです。

あっさりめのしつこくないほどよい甘みの小豆餡にもっちりしっかりとした薄めの皮で、2個くらいはイケます(笑)。ほんのり月桃の香りは、たまりません。

店 名:山城まんじゅう
所在地:沖縄県那覇市首里真和志町1-58
時 間:10時30分~16時(完売次第終了)
定休日:月曜日・木曜日
電話番号:098-884-2343

ツーリング×甘味は最強の癒し

バイクで風を切りながら、地元のおいしい和菓子をめぐる…
今回のツーリングは、そんな「走り」と「癒し」のバランスが取れた、理想的な小旅行になりました。那覇市内にあるので、まとめて味わえます。

三店舗ともそれぞれ個性がありつつも、どこか共通しているのは「手作りの温もり」と「素朴な甘さ」。
コンビニやスーパーでは決して味わえない、昔ながらの沖縄の味です。

まとめ|動画でも詳しく紹介しています!

今回のツーリングの様子や、実際にお饅頭を買って食べているシーンはYouTubeにもアップしています。
CB223での走行風景や、各店の外観・雰囲気も感じていただけると思いますので、
よければぜひ動画のほうもご覧くださいね!

沖縄グルメに興味がある方も、バイク旅が好きな方も、ちょっと甘い気分を味わいたい方も。
きっと何か心に残る旅になりますよ。

それではまた、次のツーリングで!

スポンサード リンク